食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2022年10月の実績

既存店総売上高前年同月比
101.4%(3か月ぶりプラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2022年10月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は101.4%となり、3か月ぶりに前年同月を超過しました。生鮮品、食品ともに仕入れ価格高騰による販売価格の上昇が続いており、客単価上昇により販売は堅調となりました。家庭内食品需要の減少や節約志向により、買い上げ点数の減少傾向がみられました。前年より気温が低く推移した地域を中心に、鍋物関連やホットメニューなど季節商材販売が好調となりました。惣菜部門が104.1%と最も好調なカテゴリーとなりました。

売上高DIはプラス圏を回復
収益DIもマイナス幅を縮小

経営動向調査では、売上高DIは前月より大幅に上昇しプラス圏を回復、収益DIも上昇し、マイナス幅を縮小しました。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIはさらに上昇した影響で、販売価格DIや客単価DIの上昇が続いています。来客数DIは引き続きマイナス圏での推移となっているものの、前月からは上昇をみせました。

現状判断が大幅に改善、
見通し判断も改善

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、10月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+5.4の44.7、見通し判断は前月から+3.1の39.6となり、現状判断が大幅に改善、見通し判断も改善をみせました。

食品スーパーマーケット動向資料(2022年10月)PDF

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