食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2023年1月の実績

既存店総売上高前年同月比
100.9%(4か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2023年1月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は100.9%となり、4か月連続で前年同月を超過しました。仕入れ価格高騰による販売価格の上昇が続いており、買い上げ点数の減少傾向がみられたものの、一品単価の上昇により販売を底上げする状況が続いています。光熱費の上昇や食用油などの高騰による調理敬遠を追い風に揚げ物や焼き物が好調な惣菜部門が103.6%と最も好調なカテゴリーとなりました。パン類値上げや鶏卵の価格高騰、冷凍食品が好調な日配カテゴリーは、103.2%と好調になりました。

売上高DIは前月より大幅低下
収益DIも低下

経営動向調査では、売上高DIは前月より大幅に低下し0.3、収益DIも低下、-4.0となりました。引き続き生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIが過去最高水準で推移しており、販売価格DIは高止まりが続いていますが、買上点数の減少傾向により、客単価DIはプラス幅を縮小しています。来客数DIは引き続きマイナス圏での推移となっています。

景気判断DI現状判断は悪化

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、1月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から-4.0の44.8、見通し判断は前月から-1.6の39.8となり、現状判断は悪化、見通し判断も小幅な悪化をみせました。

食品スーパーマーケット動向資料(2023年1月)PDF

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