食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2024年3月の実績

2024年4月25日更新(次回更新予定:5月22日)

既存店総売上高前年同月比
105.2%(13か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2024年3月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は105.2%となり、13か月連続で前年同月を超過しました。ひな祭りなどハレの日需要の活況に加え、前年より休日が2日多い影響がありました。仕入れ価格の上昇による販売価格の高止まりが続くなか、堅調な内食需要を背景に買上点数の減少幅は小さく、販売動向を底上げする状況が続いています。入荷が安定し、相場に安値傾向がみられている水産カテゴリーが105.0%、相場がやや高値で推移した青果カテゴリーが105.4%と好調に推移しました。前年に比べ、気温が大幅に低下した影響で、鍋商材やホット商材が好調に推移しました。行楽需要、米飯類や揚げ物類を中心に惣菜部門は引き続き堅調に推移しました。パン類・乳製品の再値上げによる単価上昇により、日配カテゴリーも好調に推移しています。

売上高DI、収益DI
共に前月から横ばい

経営動向調査では、売上高DI、収益DI共に前月から横ばいです。生鮮品仕入原価DIと食品仕入原価DIが引き続き高水準を維持、客単価DIは大きく上昇した一方で、来客数DIは低下、マイナス圏となっています。

景気判断DI 現状判断は
2か月連続で50を上回る

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査では、3月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+1.8の53.1となり、2か月続けて、好不調判断の分かれ目である50を上回りました。見通し判断は前月から+0.4の48.7と、大きな変化はなく横ばいでの推移となっています。

食品スーパーマーケット動向資料(2024年3月)PDF

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