食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2025年3月の実績

  

2025年4月24日更新(次回更新予定:5月22日)

既存店総売上高前年同月比
103.8%(25か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2025年3月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は103.8%となり、25か月連続で前年同月を超過しました。先月に続き、相場が高騰している青果カテゴリーが108.2%と高い伸び率となりました。価格高騰により牛肉から豚・鶏肉に需要シフトが続く畜産カテゴリーは101.0%と伸び悩みました。相場高傾向に加え、引き続き生魚の入荷が不安定な影響を受けた水産カテゴリーは98.3%と低迷しました。米の価格高騰に加え、関連商品、代替商品の販売が好調で、一般食品が106.7%と引き続き好調になりました。惣菜カテゴリーは、米価格高騰による需要がシフトを追い風に、引き続き好調に推移しました。寒暖差が大きく、販売に苦心したというコメントが散見されました。

売上高DIは前月から大幅に上昇
収益DIも小幅な上昇

経営動向調査では、売上高DIは前月から大幅に上昇、収益DIも小幅な上昇となりました。生鮮品仕入原価DIは、食品仕入原価DIと共に、二桁プラス圏で高止まり傾向が続くなか、来客数DIがプラス域まで上昇したことが影響しています。また客単価DIもプラス幅を拡大しました。

現状判断DI
50台を回復

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査は3月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は前月から+1.7の50.2、見通し判断が前月から+0.6の44.6となり、共に小幅な改善をみせ、現状判断は2ヵ月ぶりに50を回復しました。

食品スーパーマーケット動向資料(2025年3月)PDF

    データダウンロード

    食品スーパーマーケット月別動向

      ページトップへ