食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2025年10月の実績

2025年11月25日更新(次回更新予定:12月24日)

既存店総売上高前年同月比
102.5%(32か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2025年10月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は102.5%となり、32か月連続で前年同月を超過しました。10月後半から気温が低下しはじめ、秋冬商材の動きが活発になりました。米供給が安定、高価格で推移し売上が好調となり、一般食品カテゴリーは105.3%と好調となりました。相場高により牛肉から豚・鶏肉に需要シフトが続く畜産カテゴリーは、102.4%となりました。惣菜カテゴリーは、米飯類や季節商材を使った惣菜が好調で、102.9%と引き続き堅調に推移しました。鶏卵の高騰を背景や気温低下によるホット商材が好調で、日配カテゴリーは102.2%となりました。

売上高DIが小幅にプラス圏を維持
収益DIは小幅にマイナス圏

経営動向調査では、前月から大きな傾向の変化はなく、売上高DIが小幅にプラス圏を維持、収益DIは小幅にマイナス圏となりました。引き続き客単価DIが高水準を維持した一方で、来客数DIはマイナス圏での推移となっています。

現状判断は
見通し判断とも前月から小幅に上向く

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査は10月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+0.8の46.4、見通し判断が前月から+0.6の44.4となり、共に前月から小幅に上向きました。

食品スーパーマーケット動向資料(2025年10月)PDF

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