食品スーパーマーケット月別動向

食品スーパーマーケット月別動向

2025年11月の実績

2025年12月24日更新(次回更新予定:1月22日)

既存店総売上高前年同月比
103.6%(33か月連続プラス)

3団体加盟270社による販売統計調査における、2025年11月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は103.6%となり、33か月連続で前年同月を超過しました。11月はこの時期らしい気温となり、前年より低めな気温で推移したため、鍋商材など冬商材の販売が好調となりました。前年より日曜日と連休が多いことが、販売数量を押し上げました。米供給が安定、高価格で推移し売上が好調となり、一般食品カテゴリーは104.9%と好調となりました。相場高により牛肉から豚・鶏肉に需要シフトが続く畜産カテゴリーは、104.8%となりました。惣菜カテゴリーは、104.2%と引き続き堅調に推移しました。鶏卵高騰や気温低下によるホット商材が好調で、日配カテゴリーは104.1%となりました。

売上高DI、収益DI
共に前月から上昇

経営動向調査では、売上高DI、収益DIは共に前月から上昇、売上高DIは二桁プラス圏に達しました。引き続き、各仕入れ原価DIが高止まりするなか、客単価DI、来客数DIが小幅に上昇しました。

現状判断は
2ヵ月連続で小幅に上向く

スーパーマーケットの中核店舗を対象とした景況感調査は11月のスーパーマーケット中核店舗における景気判断DIの現状判断は、前月から+1.4の48.1、見通し判断が前月から変わらずの45.0となり、現状判断は前月から2ヵ月連続で小幅に上向きました。

食品スーパーマーケット動向資料(2025年11月)PDF

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