消費者の生鮮品の購入実態消費者の生鮮品の購入実態

購入費及び生鮮品購入比率

消費者の1ヶ月の食品平均購入額は3万6千円程度、そのうち約半分1万8千円が生鮮品の購入費となっています。食品購入費に占める生鮮品の購入費にあたる生鮮品購入費率は51.2%となります。
年代が増すにつれ、食料品購入費と生鮮品の購入費が増加します。また世帯数の増加にも正の相関がみられています。1人世帯では男性と女性で食品購入費にはそれほど差がみられませんが、生鮮品の購入費には大きな差がみられています。
食品の購入目的は自宅で調理をする際の材料を調達することであり、特に生鮮品購入ではその傾向が強く反映されます。その背景にある調理機会の減少は食品小売業に影響があたえる可能性があります。

食品、生鮮品の購入費及び生鮮品購入費率

  食品の購入費 生鮮品の購入費 生鮮品購入費率
全体 (n=21,161) ¥36,201 ¥18,540 51.2%
年代 20代 (n=2,485) ¥23,509 ¥11,297 48.1%
30代 (n=4,203) ¥30,512 ¥15,193 49.8%
40代 (n=4,798) ¥36,831 ¥18,855 51.2%
50代 (n=4,349) ¥40,677 ¥20,889 51.4%
60代 (n=5,326) ¥42,392 ¥22,358 52.7%
世帯人数 1人 (n=4,142) ¥20,697 ¥9,048 43.7%
  1人男性 (n=2,397) ¥21,506 ¥8,812 41.0%
  1人女性 (n=1,745) ¥19,585 ¥9,371 47.8%
2人 (n=6,518) ¥35,732 ¥18,813 52.6%
3人以上 (n=10,501) ¥42,609 ¥22,114 51.9%

いつ生鮮品の購入種類を決めているか

購入する生鮮品の決定時期は「買い物に出かける前に決めている」消費者が約3~4割程度、お店に行ってから決めている」同じ3~4割と拮抗しています。
野菜や精肉は、献立によって出かける前に購入週類を決める傾向がやや強くなり、一方で、果物や鮮魚は実際にお店で品物を見て、品質や価格とのバランスを踏まえながら商品を選ぶ傾向が強くなります。

購入する生鮮品の種類を決める時期

購入する生鮮品の種類を決める時期

生鮮品の商品タイプ別の購入状況

野菜:分量調整のニーズが高い

野菜カテゴリー商品を購入する消費者の約9割が「野菜そのもの」を購入しています。次いで、「小さく切った野菜」、「サラダ」「カット野菜」などの購入率が高くなっています。
年代が高くなるほど「野菜そのもの」の購入が多くなる傾向があります。また1人世帯を中心として、世帯人数が少なくなると「野菜そのもの」ではなく、必要な分量だけを購入できるカット野菜やサラダなどの需要が高くなっています。

生鮮品(野菜・商品タイプ別)の購入率

  野菜そのもの 小さく
切った野菜
カット野菜 加工野菜 冷凍野菜 調理用
野菜セット
サラダ その他の野菜
全体
(n=24,079)
90.1 44.2 25.3 18.7 25.0 11.5 27.3 0.3
年代 20代
(n=3,019)
85.4 46.5 29.9 17.1 19.8 14.2 31.4 0.1
30代
(n=4,773)
90.2 46.2 28.2 20.0 27.9 13.5 29.8 0.1
40代
(n=5,556)
89.8 45.9 28.7 21.6 29.5 12.3 29.2 0.2
50代
(n=4,903)
90.4 45.2 26.7 21.4 27.9 12.0 30.5 0.3
60代
(n=5,828)
92.5 38.8 16.2 13.4 18.3 7.4 18.9 0.7
世帯人数 1人
(n=4,565)
79.6 48.2 33.9 16.0 21.9 16.6 33.8 0.2
  1人男性
(n=2,572)
72.6 43.7 36.9 13.8 17.0 18.7 34.6 0.2
  1人女性
(n=1,993)
88.8 53.9 30.1 18.8 28.1 13.7 32.8 0.2
2人
(n=7,326)
93.0 45.6 22.3 18.0 22.9 10.0 25.0 0.5
3人以上
(n=12,188)
92.3 41.8 23.9 20.2 27.4 10.6 26.3 0.2

平均より5ポイント以上    平均より5ポイント以下
平均より10ポイント以上  平均より10ポイント以下

  

果物:果物そのものを購入

 

果物カテゴリー商品を購入する消費者の97%が「果物そのもの」を購入しています。野菜とは異なり、年代や世帯人数による違いはほとんどみられません。果物は、野菜に比べ必要量の調整が必要ないことが、「そのもの」の購入率を高くしています。

果物・商品タイプ別の購入率

  果物そのもの 小さく
切った果物
加工果物 缶詰の果物 冷凍の果物 カット
フルーツ等
その他の果物
全体
(n=21,728)
97.0 13.0 20.0 25.0 7.0 21.0 0.0
年代 20代
(n=2,322)
93.0 14.0 20.0 24.0 8.0 26.0 0.0
30代
(n=4,100)
96.0 14.0 20.0 27.0 9.0 23.0 0.0
40代
(n=4,939)
97.0 13.0 20.0 29.0 8.0 23.0 0.0
50代
(n=4,634)
98.0 14.0 22.0 26.0 9.0 23.0 0.0
60代
(n=5,733)
99.0 10.0 19.0 20.0 4.0 15.0 0.0
世帯人数 1人
(n=3,551)
93.0 13.0 21.0 23.0 6.0 25.0 0.0
  1人男性
(n=1,824)
89.0 14.0 15.0 25.0 4.0 26.0 0.0
  1人女性
(n=1,727)
97.0 13.0 27.0 22.0 9.0 25.0 0.0
2人
(n=6,841)
98.0 12.0 20.0 21.0 6.0 20.0 0.0
3人以上
(n=11,336)
98.0 13.0 20.0 28.0 8.0 20.0 0.0

平均より5ポイント以上    平均より5ポイント以下
平均より10ポイント以上  平均より10ポイント以下

精肉:調味・成形肉に調理簡便化ニーズ

精肉カテゴリー商品を購入する消費者の99%が精肉を購入しています。
調味・成形肉は調理時間の短縮や簡便化のニーズの違いにより、購入率が異なっています。若年層での利用が多く、60代の利用が少なくなっています。また3人以上の世帯で多く、1人世帯女性が低くなっています。

精肉・商品タイプ別の購入率

  精肉 調味・成形肉 肉加工食品 その他の
お肉
全体
(n=21,728)
99.0 40.0 88.0 0.0
年代 20代
(n=2,322)
98.0 42.0 82.0 0.0
30代
(n=4,100)
98.0 47.0 88.0 0.0
40代
(n=4,939)
98.0 46.0 90.0 0.0
50代
(n=4,634)
99.0 40.0 91.0 0.0
60代
(n=5,733)
99.0 27.0 87.0 1.0
世帯人数 1人
(n=3,551)
97.0 36.0 83.0 0.0
  1人男性
(n=1,824)
95.0 40.0 81.0 0.0
  1人女性
(n=1,727)
99.0 30.0 86.0 0.0
2人
(n=6,841)
99.0 33.0 88.0 0.0
3人以上
(n=11,336)
99.0 45.0 90.0 0.0

平均より5ポイント以上    平均より5ポイント以下
平均より10ポイント以上  平均より10ポイント以下

鮮魚

鮮魚カテゴリー商品を購入する消費者が、最も購入率が高いのは、「さばいた魚(切り身、開き、など)」となっています。魚をさばいて調理することは、技術や手間が必要なため、丸ごとの魚の購入率は56%にとどまっています。
すべての商品タイプで20、30代が低く、50、60代が高くなっており、年代による購入率の違いが顕著にみられます。また男女問わず、一人世帯での購入率が低くなっています。

鮮魚・商品タイプ別の購入率

  丸ごとの魚 さばいた魚 お刺身 調味・成形された魚 水産加工品 その他の魚
全体
(n=22,724)
56.0 86.0 71.0 55.0 57.0 1.0
年代 20代
(n=2,680)
43.0 80.0 62.0 46.0 35.0 0.0
30代
(n=4,481)
52.0 86.0 66.0 53.0 49.0 0.0
40代
(n=5,269)
51.0 88.0 71.0 58.0 57.0 0.0
50代
(n=4,653)
56.0 88.0 77.0 60.0 63.0 1.0
60代
(n=5,641)
67.0 86.0 75.0 53.0 65.0 1.0
世帯人数 1人
(n=4,028)
39.0 76.0 69.0 46.0 46.0 1.0
  1人男性
(n=2,198)
38.0 68.0 72.0 43.0 43.0 1.0
  1人女性
(n=1,830)
41.0 85.0 65.0 49.0 49.0 1.0
2人
(n=7,086)
59.0 88.0 73.0 55.0 60.0 1.0
3人以上
(n=11,610)
59.0 88.0 71.0 58.0 58.0 0.0

平均より5ポイント以上    平均より5ポイント以下
平均より10ポイント以上  平均より10ポイント以下

上記、グラフのExcelデータダウンロードPDF

新日本スーパーマーケット協会「消費者調査2015」

2015年12月9日~2015年12月11日実施
(株)インテージ ネットモニター 全国20歳~69歳 男・女 2215人
食品購入の主担当者、食品購入頻度が月に1度以上を対象

スーパーマーケット白書(新日本スーパーマーケット協会サイト)

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